過去2回、GSIクレオス Mr.シリコーンの型取りをご紹介しましたが、今回は少し手間はかかりますが複雑なパーツの型取りについてご紹介します！
ちょっと長いですがお付き合い下さいm(_ _)m
こちらは「装動 仮面ライダーガヴ」のチョコダンフォームアーマー、改修を加えて下地塗装したものです
これと同じものを使って複数の作品を作りたいので、型取りして複製します！
今回は何パーツかごとに分けて型取りしていきます！
全パーツを一気に型取りしようとも思ったんですが、流れが複雑で失敗しそうなので小分けにします(^^;)
今回も型枠にはMr.型取りブロックプレートとMr.型取りブロックを使います！
パーツがすっぽりと入って、湯道を設置できるスペースを確保して外枠のブロックを組みます
今回は２回に分けて型取りするので、まずは半分粘土に埋めます
使うのは「Mr.クレイ２」
型枠いっぱいに粘土を敷き詰めます
そこにパーツの前半分を埋め込み！
埋めた境目がパーティングラインになるので埋める深さにも注意します
不要になったランナーやプラ棒を埋めて湯道を作ります！
白い太めのプラ棒から流すイメージで、先端などの気泡が溜まりやすい部分には逃げ道を作っておきます
型同士がピタッと合わさるようにダボ穴を開けておきます
その他のパーツも粘土埋め・湯道作成・ダボ穴開けまで完了！
主剤と硬化剤を混ぜたMr.シリコーンを準備します
シリコーンを流し込み！
パーツ表面には気泡が入らないように少しずつ流していきます
シリコーンを流し終わった状態
その他のパーツにも流してます
シリコーンが固まって型取りブロックから取り出し、粘土を除去した状態
パーツ表面に残った粘土や、パーツ表面まで入り込んでしまったシリコーンなどしっかり取り除いておきます
もう一度型取りブロックで囲みます
シリコーン同士がくっつかないように「Mr.シリコーンバリアー」を拭いておきます
シリコーンバリアーをしっかり塗っていないとシリコーン同士がくっついてしまうのでしっかりと塗布しておきます
エアブラシを使って吹き付けてますが筆塗りでも良いようです(^^)
もう一度Mr.シリコーンを混ぜ合わせて流し込み！
流し込んで固まるまで待ちます
固まってから取り出し、中のパーツも取り出した状態！
湯道が繋がってない部分があればカットして流れるようにしておきます
他のパーツのシリコーン型も同じ要領で完成！
シリコーン型が出来たので「Mr.キャスト2」を使って複製します！
主剤と硬化剤を混ぜてブラックの着色剤で色をつけてます
細いピンなどは流れ込みにくいので、あらかじめキャストを流して固めておきます
キャストの流れを妨げないようにピンの部分だけ流してます
シリコーン型を輪ゴムで固定
キャスト流し込み…
出口から液が出てきたら流し込み完了、硬化するまで待ちます
キャストが固まったらシリコーン型から取り出し
パーツの細部までしっかり複製できてます(^^)
湯道やバリなどを除去すれば複製完了！
シリコーンを２回に分けて型取りするので手間はかかりますが、複雑な形状でもしっかりと複製できます(o^^o)
何個か複製しカラーリングを変えて作ることができます！！
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